平成元年に伊勢神宮の神田で発見された神稲「イセヒカリ」を神酒米(みきまい)として100%使用。60%まで磨き上げ(2019年BY)、伝統的な日本酒醸造の技術に、世界のトップシェフが絶賛するフルーツガーリックの発酵技術を応用して醸し出しました。
日本酒を何のために創るのだろう。
なんのために飲むのだろう。
私たちは、その答えのひとつとして、丹後で培われた歴史と風土の中で神に捧げるお酒を作ろうとしました。
「故郷で飲む、心に沁みるような味」
「他の日本酒にない、光るような味わい」
「百薬の長としての酒=程よく飲むほどに調子がよく、醒めるような酒」を目指しました。
丹後でしか生まれない「純米吟醸 伊勢光」。
羽衣天女のふるさとで酒を仕込む。
その想いは、ここ丹後の地にしか生まれない縁をたぐり寄せました。伊勢神宮の神田に生まれた「イセヒカリ」というお米を丹後の地で自ら育てました。その上に、丹後の若手杜氏が積み重ねてきた伝統的な日本酒の発酵技術とフルーツガーリックの発酵で培った特殊な発酵技術を掛け合わせ、発酵状態の向上を目指しました。
このお酒は、酒造りを伝えたと伝承される羽衣天女が降り立った丹後の地に、ある意味の必然性を持って生み出されたお酒とも言えるかもしれません。